現在我が家のメイン機はSIGMA sd Quattro HとSONY α7Ⅱの2台になってます。
他にもカメラはありますが、フィルムやコンデジは基本サブです。
誰が見ても一目瞭然に別物のカメラなので今更あれこれ言う必要もないかとは思いますが、敢えて使い分けを書いてみようと思います。
SIGMA sd Quattro H
基本はこの子がメインです。永遠にシグマ党です。
初代DP2以来、デジカメはシグマ一筋であり、デジカメの撮り方=Foveonというとても偏った体質になっています。
おかげさまでSPP以外の現像ソフトにはなかなか慣れない・ISOは100固定・暗い時は諦める・連射とかAF速度とかあんま気にしないetc…という人間に成長しました。
使い方は主に日中&静物。これが基本ですが、F2.8だったDP時代と違ってF1.4レンズなので日中or静物くらいの条件に甘くなりました。20mmなんか使えば室内の動くものでも結構いけます。
↑ちょっとグリーンフリンジが目立ちますね。これは下にあるα+プラナーの勝利かな?
レンズは90%SAマウントのArtレンズ。ひたすら高精細に高解像に、を楽しみます。
なんでもない壁とか撮りたくなります。
とはいえ室内とかだとF1.4開放でSSを稼ぐような使い方になるのですが、そこはArtレンズの素晴らしさで画質をほとんど気にせず自由に開放を使えます。
フリンジが出たりするのがちょっと難点かな。あとQuattroセンサーになって、拡大してみた時にザラザラが出るようになりました。ゆったりしたグラデーションで目立つため、空とかもですがボケ部分にも出ます。
そういった意味ではやっぱ充分に明るいところで絞って撮るのがベストなカメラなのかなあとか思ったりもします。
まあザラザラもそういうもんだと思えば問題ないのですが。
作例はさっき適当に部屋で撮ったのでアレなんですが、ガラスや金属、液体なんかもやはりFoveonがいいですよね。
古ぼけた自転車なんかがあった場合、sdQHだと自転車そのものを撮りたくなりますしα7Ⅱだとその自転車のある視界を撮りたくなります。
あといつもの癖で建物の壁とかをαで撮って後で見てどうでもいいや・・・て写真になることが多いです笑 あと葉っぱとか。花撮ろうよってなる笑
そのへんの被写体での楽しさが違いますね。
SONY α7Ⅱ
最近α6000から移行した7Ⅱ。とにかく気軽に楽しく、且つ便利に使うのが用途です。
基本jpeg撮って出しでしか使ってません。充分キレイだし、楽だし、Wi-Fiでスマホに送ったりもするし(それで完結することも多い)、色んな効果をかけて撮って楽しんだりもしますし。
α7ⅡはsdQHと違ってISOは100固定でなく、100~1600オートにしてます。全然問題ないですね。
んで手ブレ補正もあって、室内とか関係なく撮れちゃいますし夜の外とかもどんどん撮れるからすごいなーといつも思います。シグマで育った自分には別世界です。
レンズはオールドレンズを使っています。今だEマウントは持ってません…
この作例は全てヤシコンプラナー50mmF1.4です。
オールドレンズを使う良い点は、味が楽しいというのもありますが、コンパクトに済むという点もあります。
カバンに簡単に入る。出張とか特にありがたいですね。
いやEマウントレンズと比べればまた違うのかもしれませんが、我が家ではオールドレンズかSAマウントのArtレンズかの2択になります。基本的にはシグマがメインなのでSAマウントに集中したいのです。
MC-11+Artレンズはなかなかのサイズ感。動画撮影時やフルサイズで広角を、とか室内で手ブレ補正きかせつつの85mmを、とか理由がなければなかなか辛いものがあります。やっぱ普段はオールドレンズを付けてます。
結局どちらを手にするか悩んでばかりなのですが、状況によってははっきり確定することもある。という感じです。
sd Quattro Hは好きな写真が撮れます。
α7Ⅱは楽しい写真が撮れます。
自分にとってはそんなカメラです。
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