先日車の試乗に行き、心に決めた。
ただいま銀行の手続き中で、問題なく審査が通れば購入。という算段。
車屋さん側はオークションで落札したタイミングもあり、すぐにでもナンバーを変えないといけないという。
「購入は確定でなくてもいいのですが、希望ナンバーがあればとりあえずそれにしておきます」
との連絡をもらい、ナンバーを考えた。こういう細かい点で柔軟に提案してくれるのは気分が良い。購入の意志はあるのでサービスする必要もないし、「買うの決定してないのにナンバー決めさせたりしない」というスタンスであってもそれはそれで当然だと思う。
ところで希望ナンバー、私はずっと次の車は「49」にしようと思ってた。これは私の誕生日なのだけれど、この49という数字は縁起が悪くて嫌われる為、希望しないと払い出されない数字となっている。人の誕生日を縁起が悪く扱われるのもひどい話ではあるのだけれど、「つまり49というナンバーが生まれた時点で必ず意思が存在する」という事自体に気分は悪くない。そして49にできない訳では無いというのも、信じるも信じないも自分次第という表れなのだから面白い。と思い、ぜひ49という数字に生命を吹き込んでやろうと思っていた。
…が、今回のパターンでは流石に「49にしてください」とは言い出せなかった。なにせ私の車になることは確定していない。こちらとしてはほぼ9割方なる算段だけれども、お店側からすればたまったもんではない。それで「じゃあ別のにします」と言ったところで無駄にわだかまりが生じる。「最初からナンバー聞かなければよかった」「結局不満に思わせてしまった」とろくでもない心象が残る。
ということでちょっと困ったのだけれども、実は奇跡的に第2候補も用意していた。なんとなく別案も考えていたのだ。
その数字は
「308」
である。
ちなみに購入予定の車はPEUGEOT RCZ
まあ路上ではほんの一握りに理解してもらえることだろう。そう思えばこうなったのもそういう縁だった、と思える。
もし今回購入ができない事態となって改めてのちに別のRCZを買うことになっても、もうRCZではナンバーは308でいこうと思う。
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