5年間GTOに乗りましたが、とうとう乗り換えることになりました。
悩みに悩み、探しに探した結果、PEUGEOT RCZをお迎えすることができました。
RCZを選んだ理由
今から8年ほど前、「スポーツカーのすべて 2012年版」という雑誌をふらっと本屋で手にし、購入。そこで知ったのが最初だと思います。
RCZはそこまでレースゲームなんかで出る車種でもないですし、日常で車情報を集めていてもそうそう目に入ってこない。
当時の記憶は曖昧ですが、知ったきっかけは間違いなくこの雑誌だったと思います。
そしてその後この「スポーツカーのすべて」は2013年版も買ってますし、2014-2015年版、飛んで2019年版なんかも持ってるのですが、
ふしぎなことに2012年版が一番好きで、2020年の今でも読み続けてる愛読書になっています。
そんな本の中でも特に買った当時からお気に入りだったのが「ロータスエリーゼ」「シボレー・カマロ」「プジョー RCZ」でした。
しかし当時の新車価格は400万超。到底手が出ない存在であるまま、記憶からは薄く消えて…というか「自分が買う」という想像が止まっていました。
しかしその頃からRCZは自分の中でも特に好きな1台となってました。
RCZを買えた理由
理由は2つ「手の届く価格になっていた」「地元福岡市内に良さそうな1台があった」です。
車探しを延々としてると気づくのですが、日本車は高いのです。スポーツカーなんて現在はラインナップが非常に限られていて、
長いシリーズのものも途絶えてるものが多数。そうなると中古車は価格が高騰。
ランエボなんかは何年調べても下がりません。下がってXのSST版くらい。しかし今度こそランエボはMTで乗りたいと思ってますが、
まあ高い。なんならGTOを買おうとしてた頃より高い。
理想と妥協の繰り返しで色々調べるのですが、その中にはアルトワークスとかシルビアとか、当初買う気がなかったものも探したりしました。
しかしやっぱり高い。まあ人気の無さの隙を突いて車選びをしてきた人間なので、過去車に比較するとどうしても中古車が割高に見えてしまうのです…
あれこれ調べるうちに、「輸入車は意外と安いぞ」と気付きます。RCZも100~150万で十分に良さそうなラインナップ。
これは憧れで気合を入れれば…というどころか、気合を入れずに選べるものはこれだ!というレベル。
そしてぐっときたのが「ASPHALT」という限定モデル。それが市内にあるってもんだから、試乗に行きました。
対抗馬
そんなRCZですが、1択ではありませんでした。対抗馬はアルファロメオのアルファ・ブレラ。元々は159のほうが好きだったんですが、3ドアで全高も抑えられていてサッシュレスドア…リアも超個性的でかっこいい(しかし個人的にどうしてもハッチバック的な車に食指がのびないんだけど)、どちらかというとブレラの方が候補としては上でした。アルファは件の雑誌には非掲載ですし、その後も特にひっかかることはなかったのですが、どちらかというと生で159見た時にめっちゃかっこいいと思って以来気になっています。
ブレラだと、RCZより良い点は4WDの選択肢があること。あと後部座席の実用性とかあれこれあるけれど、ずっと4WD乗り続けてきたせいでFFにちょっと不安がありまして。そんなドライビングスキルはないので乗ればどっちでも大丈夫なのは分かりつつも、でも4WDあるならいいなーと。
逆に不安な点はやはり故障率。とりあえずセレスピードは候補から除外。4WDとなるとQトロニックでそもそもそこは大丈夫そうで、可能ならMTがいいなと。しかし条件が厳しすぎるのでとにかくMTであればどれでもいいかなと、そのくらいで考えてました。ただ見た目以上に重たい車重と、それに合わせるかのように叩き出される実用燃費の悪さも気になりました。また1600kgに乗るのか…と、次はもうちょっと軽めを楽しみたい気持ちもあったり。
まあ結局はめぐり合わせの差でRCZになりました。
プジョーという存在
思うに日本でのプジョーって、そこまで力を入れてる感じがしません。「日本のため」な仕様が少なく、あくまでありあわせを導入してる感じがあります。
これはRCZの展開の仕方からの見方なので、今現在は違ってきてるかもしれませんが。
しかしやはりドイツ勢のように一般的に分かるようなキャラでは無い気がします。
またドイツ勢に加えてフェラーリ・ランボルギーニなんかもはっきりしてる。ジャガーも。「高級ブランド」てのは分かりやすいです。
その点プジョーは「名前は知ってるけどよくわからん」「敢えてプジョーを選ぶ必要はあるの?」というような存在だと思います。
敢えて選ぶ必要があるのか。まあRCZはありそうだけれど、208,308をわざわざ日本で選ぶ必要がある?
…だから良いのではないかと思います。ベンツに乗れば「金持ちだねえ」。誰だってそう見ます。そういうイメージがいまいち沸かない、よくわからない感。
そういうところ、いいです。
写真
せっかくなので何枚か写真を載せます。今回のはすべてsd Quattro Hで撮影しました。
ASPHALTはマーキュリー・グレーというボディ色1色だけ。この色、写真映えするというか、素材としてすごく扱いやすいです。
色んな色味にいじって遊べる。また色が飽和しづらい。
GTOは真っ赤だったのでビビッドで撮ると飛ぶこともありましたし、彩度を落とす調整をするとなんか別物の色になったり。バッチリ合えば強烈にステキでしたが。
まだまだこれから沢山写真も撮っていきたいなと思います。
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