憧れのアグファフィルムカメラをゲットしました。
ILCE-6000 (35mm, f/3.5, 1/60 sec, ISO1600)写真だと伝わりづらいですが、いい塩梅のコンパクトさです。
ぱっと見そんなに金属感は無いですが持ってみるとそこそこの重みもあり、塊感あります。
アグフアは昔10年前くらいにトイデジにハマっていたときに、500万画素のAGFA sensor 505Dを購入したのが初アグフアでした。想像するにほぼOEMのブランド名貸し程度のものなんだろうとは思いますが、ちゃんとボタンが赤い独特の形状で可愛かったものです。画作りは赤みがかった個性的なものでした。まあトイデジとしてみれば普通過ぎて地味だったのも事実ですが。
当時505Dを調べてる時に「AGFAらしい赤いでかいシャッターボタン!」てのを目にして、その”らしい”の元ネタもなんとなく眺めてたものです。今回入手したのは、それをふと思い出して改めてどんなカメラがあったのか調べて探していた、という感じです。
1035と1535で悩みました。335,535,1035の違いは最高シャッター速度。1/300,1/500,1/1000です。
そして1535は1035のレンジファインダー版。ほかはすべて目測です。
とりあえず価格やスペック、入手性の面で、335,535を敢えて選ぶ必要もなさそうだったので1035と1535で探しました。
1035は目測ですが、その分1535に比べてファインダーがとても明るいとのことで、一長一短ある感じでした。
価格も1535がちょっと高値です。とはいえやっぱピントちゃんと合わせたいなーと思って1535に狙いを定めました。
ILCE-6000 (35mm, f/1.4, 1/60 sec, ISO100)レンズはSOLITAR S 40mm F2.8。ネットでは作例も探せますが、そこそこ未知数なまま体験しました。さて写りは…
おお。すっごく良くないですか??びっくりです。
隅までしっかり写ってます。
Pオートなので絞り具合とかは分かりませんが(上の写真たちは日中でISO400なので相当絞られてるとは思う)、
同じPオートのRollei XF35では周辺が結構甘かったのに比べるとくっきりしてます。いやすばらしい。
フィルムはAGFA Vista 400です。このカメラはAGFAフィルムと合わせて使っていこうと思ってます。
撮ってるときは、どんな状況でも同じようにシャッター音が「ジャリッ」って感じなので、
ちゃんとSS変わってるのかなー、とか、なんともモヤっとする撮り心地だったのですが、ちゃんと動いているようです。
ISO400一本でこれだけ色んなシチュエーションで撮れるんですね。ネガフィルムすごい。
すごい個性がある訳ではないですが、「フィルムらしさ」はきちんとある感じの色味や質感。
それでいて気軽に持ち歩けて片手で「ジャリッ」って撮れる気軽さ(シャッター音だけが惜しい)、実に良いです。
ただし、うちの個体だけの難点ですが、フィルムカウンターが機能してません。たまに気まぐれで動いてる。
せっかくのお気に入りカメラになりそうなので修理できればしたいところですが、まあそこまで困ってはいないのでぼちぼちですかね。残り枚数を忘れたら、「あと数枚撮れる」くらいに思って予備フィルムを持っておけばOKです。
あとフィルムを逆さまに装填するので、現像+データで頼むとデータの画像が全て逆さま。粛々と回転させます。
今週末はAGFA Vista 200で撮った写真の現像ができあがる予定です。そのうちポジのPrecisa100も試したい。あのフィルム、マイカーの赤がすっごく綺麗に出たんだよなあ。。
コンパクトフィルムカメラ、楽しいです。来週はヤシカエレクトロGXの初写真もあがってくるはず…沼…
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