α7Ⅱを購入以来、α6000がずっと防湿庫の中で眠っていたので譲ることにしました。
でも手持ちレンズはDG Artシリーズとオールドレンズ。Artは当然譲れませんし、オールドレンズもカメラ好きでないと微妙でしょう。
ということで、
・サイズ&重量は手軽でカジュアルに使いやすい
・AF使える
・安価だけれど「スマホでもいいや」と思われたくない
を条件にあれこれ調べました。
一週間悩む
めっちゃ悩みました。基本はSONY純正で考えてたし、ズームレンズじゃないと使いづらいのでは…手ブレ補正もないと…とかも考えました。トータルするとSELP1650とか悪くないのですが、こう、どうも自分の中でしっくりこず。
結果的に「入門ミラーレスセット」でしかない構成が悔しいのです。自分のじゃないけど。
そんなこんなでいろいろ考えてるとSonnar 35mm F2.8が答えになっちゃいまして、いやいや6万超えはおかしいぞ、と。我に返りました。
でもこうα6000を持ってる様子をちらっと眺めたらレンズがゾナーだと…!!てアツいなーとか思って個人的に欲しくなってきちゃいました。
さておき、流石になしです。
ズームいらなくね?
これに行き着きました。折角ミラーレスを持つんだったら、便利さではスマホには到底かなわないわけだし、安価でコンパクトで高画質、それだけでいいだろうと思い、単焦点にしようと思いました。まず自分自身ズームレンズを使わないので、自分の好きな単焦点を薦めるのは大事だろうと。
あとはスマホと違う楽しみはボケです。APS-Cであると考えると明るめのほうがいいというのも単焦点であるメリットですね。お手頃ズームだと3.5-5.6とかですし。
焦点距離で悩む
肝心の焦点距離です。単焦点だから”標準ズーム”なんて便利な選択はありません。ピンポイントで決めないといけません。
しかもレンズなんてそうそう買い足さないであろう相手です。これは悩みます。
まずスマホやコンデジに慣れてる人には望遠側は使いづらいです。普段が22mmくらいですからね…なのでどちらかというと広角寄りで考えます。だがしかし、そんなスマホたちに合わせすぎても意味がありません。先述のボケも減りますし、”撮影体験”が同じ過ぎてもつまらない。となると40mm前後かなあというところになりました。
以前スマホしか使わない友人にフルサイズ+35mm(つまりはそのまま35mm)を触らせたら「画角狭!」て突っ込まれたのが印象深いです。これだけ一般人とカメラ好きで感覚の隔離があります。
やっぱりSIGMA
これらを踏まえて、最終的にSIGMA 30mm F2.8 DN Artにしました。
いやー悩んだ。結局今回もSONYレンズは手に入れることなく、現行レンズはシグマ率100%を維持しました。
パンケーキほど小さくはありませんが、十分コンパクトです。
ちょっと気合い入れてモノ撮りしたい、という時はまあこれくらいのサイズは許容してもらいましょう。
旅行とかに是非持ち出してほしい。
レンズの質感は、側面はなかなかキレイです。全面はとてもプラスチッキーだし文字も特に何も塗られておらず、
価格相応感が見えます。でも3兄弟の質感、見た目、画角、どれもDP Merrillシリーズに似てます。レンズエレメントは見る限り違いますが。
もともとこのDNシリーズは対して興味がなく、Artって言っちゃっていいの…?とか懐疑的でした(じゃなければ悩まず即決してた)。
なのでα6000でざっくりですが撮ってみました。
…その前にα7Ⅱでクロップなしを。ケラレ具合はこんな感じです。
んでα6000を。
ホコリが目立つな…
不満なく撮れますね。ボケ具合は特段キレイという感じはないですが、
ここは細かい話よりもF2.8でのボケ量は悪くないのと35mm換算で45mmの画角の使いやすさ、という点が重要かなーと思います。
以前テストした景色テストも、オールドレンズに比べると圧倒的に解像してます。
このカメラは画質云々よりもいろいろフィルタかけて遊びたいのでトイカメラ効果とかかけて遊んでます。
トイカメラのウォームがすごい合う気がします。ノスタルジック感気持ち良い。
うん。全然問題ないです。
サイズ、重量、価格、画角、画質、総じてバランスが取れた選択だったのではないでしょうか。満足です。
特に価格はSIGMAの信頼度は高いです。SONYはそこが気になるところ。
これで心置きなく譲れますが、万が一「もっと望遠で撮ってみたいー」とか「広角も楽しそう」とか言われたら速攻追加で60mm&19mmDNを揃えてしまいそうですこわい
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