今年は温かいですね。1月末~2月中旬は福岡市内でもときに雪が積もる年もある時期なのに、全然でした。

最近はコートもなくてもなんとかなるほど。外出前に温度計を確かめるのですが(屋外にセンサーを設置している)12~15℃とかです。

そんな2019年ですが、SIGMAファンにはそわそわする年でもあり、またまさに今そわそわしている最中かと思います。MC-21とレンズのLマウント版が発表され、さあボディは…??というそわそわでしょう。

 

そわそわしつつ、現役フラグシップである時間も確実に少なくなってきているsd QuattroHを、そっと手にして家を出ます。

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sd QuattroH、機能的には他社カメラよりシンプルというイメージがありますが、そんななかでも

・縦横比の選択肢が多い

・カラーモードが面白い

という機能上での個性もあります。そして私はこの「21:9」と「シネマ」の組み合わせがとても好きなのです。おすすめ。

勿論書き出し後にトリミングしてもいいのですが、撮影時に設定しておくとちゃんとフレーミングできます。特に21:9なんて上下がかなり削れるので、あとで変えるのは逆に難しいです。RAWで撮っておけばどうにでもなりますしね。

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よくわからないのが3つ並べられてた。三銃士か

 

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4つだった。四天王だった

 

もう一つ好きなのは「1:1」です。こちらはレトロな雰囲気に仕上げたくなります。モノクロにすることも多いです。

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思えば、sd QuattroH、基本的な写りにはなにも不満を持っていません。画質は十分満足しています。感度もISO100固定は慣れたというか諦めたというか観念したというか。これ以上高感度耐性を上げても結局画をFoveonをベイヤーに寄せることになるだけなのでは…と感じます。Merrill→Quattroのときのイメージからすると。勿論そんなことのない進化には期待してます。

変わってほしいのは

・オールドレンズで遊びたい

Lマウント化で可能性は広がります。が、現状のFoveon機にM42レンズを付けると偏った緑被りが出ます。マウント形状だけじゃなく、根本的センサーや補正などにもネックが潜んでそうです。

フルサイズ化は嬉しいですね。オールドレンズの味の収差は特に周辺に出やすいので。グルグルボケなんかは特に。

・ボディ内手ぶれ補正が欲しい

ISOは上げなくていいので、代わりに手ぶれ補正を…こちらのほうが現実的な気がします。F値を1.0なんか到底できないし(現実的に)、Artレンズにすべてレンズ内手ぶれ補正を入れる事も現状ありえないし。

「ISO100で開放F1.4レンズで、割とどこでもしっかり撮れるよ」という環境が欲しいですね。被写体ブレはどうしようもないけど。

・コンパクト化

これは現状サイズでもいいといえばいいのですが、Artレンズ2本とカメラで一日歩き回っていたら肩が…

レンズの重さに原因がありそう。

ということで「コンパクト化」というのはDC DNのような、Art単焦点シリーズ同様のラインナップに補正前提のコンテンポラリーレンズがあれば…という贅沢な要求です。

 

ともあれ、新しいFoveon機、楽しみです。

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