sd Quattro Hに久々にTessarつけてみました。

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Foveonに非対応レンズを付けると画面角が緑被りするのでうまく使うのが難しいのですが、正方形フォーマットにすれば割といけます。

28mmのTakmarだと結構厳しいのですが、50mmのTessarならまあいけそうですね。細かいところは空とか撮ってみないと分かりませんが。

 

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うちのM42→SAマウントアダプターは絞りピンが押されないので(世の中にうちにあるの以外のが存在するのだろうか…)、

AUTO YASHINON DS-Mなんかは絞り開放固定でしかつかえません。このTessarは絞りを変えても効かないのですが、横にあるスイッチを押してると絞りが効くようになります。

・絞り開放

 

・この出っ張ってるやつを押すと

 

・やったー

 

てことで、絞りを使うには指で押していないといけないので一手間なんですが、瞬時にセットしていた絞りと開放が使えるからこれはこれで便利!

 

…と思ってたんですが、指を離してみたら

…全開してない……

どうも指を離しても絞りF4くらいまでしか戻らないようです。

という訳で、

◎絞りをF2.8~F4.0にしているとき

設定通りの値に絞りが動く

◎絞りをF4.0~にしているとき

ピンを押すと設定通りの値、ピンを離すとF4.0あたりの値になる

 

という感じです。いや、開放で撮っててもボケが丸くないなーとは思ってたんですが…いやなんでそこで変に思わなかったのか…

 

という訳で今回の写真は絞り開放はありません笑

ソフトフォーカス感とか周辺光量落ちとかボケとか、諸々オールドレンズの味が楽しめるので普段はほとんど開放で撮るんですよね…(インダスター61だけは例外ですが)

でもたまにF5.6に絞って違いを楽しむのも乙だなーと思ってずっとF5.6設定で切り替えてました。

まあなんの不都合もない散歩写真だからいいです。

 

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正方形フォーマットでカールツァイスレンズ、中判やフィルムのような写りとも言われることも有る独特なFoveonセンサー、

組み合わせると二眼レフみたいじゃないですか。と思いながらのセッティングのチョイスです。

実際の写りが近いかはなんとも言えないと思うけど、ぱっと見での普通のデジカメ写真との雰囲気の違いはあるかなーと思います。

 

ただ液晶モニターは固定でバリアングルとかでもないし、撮り方自体は最近のカメラよりもウエストレベルファインダーに遠い存在ですが。

 

sd Quattro HはSGVレンズと組み合わせてその超解像感を楽しむのがベストなんだとは思いますが、色味や艶も気持ち良いので、敢えてオールドレンズ程度の解像度に落として、ものがストレートに見えてるのではなくガラスを経由してるようなちょっとだけ何か視界が遮られる感じになるのも面白いです。

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おしまい

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