最近カメラ屋さんでよく目にするモノクロフィルム、KOSMO FOTOで撮影をしてみました。

 

ケースも可愛いけどパトローネも同様のデザインで可愛いです。

フィルムの存在意義は最早殆どが”体験”だと思います。マテリアル感を楽しむ、そんな体験にはカメラのデザインや歴史、それを身につけるスタイルやアクティビティ、そういうものを総合的に楽しむというものが含まれますが、フィルム選びもその体験の1つだと思います。

「ちょっと手にとってみたい」「使ってみたい」「店でいろいろ並んでる中ワクワクしながらチョイスしたい」

このワクワク度が高まるデザイン、とても貴重な体験をを提供してくれるものだと思っています。

 

さて、このKOSMO FOTO、モノクロでISO100のフィルムとなります。

今回はSIGMA SA-7にM42マウントアダプターを介してHelios44-2を装着し撮影してみました。

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Heliosのグルグルボケで桜を撮りたかったからこのチョイスなんですが、一眼レフだとグルグルしてるかがその場では確認ができない。しかもフィルムとあっては撮影後のチェックもできない。ううん、ちゃんとグルグルしてるのかな…

 

…ま、いっか

 

という感じで気楽に撮りました。

結果グルグルしてました。

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フィルムの写りについてなにか言いたいのは言いたいのですが、モノクロって難しいです。私にはまだちゃんとした評価を出せるほど知識がありません。

素直に話すと、カメラの露出制御、レンズの質、頼んだ現像の塩梅、Lightroomでの最終調整、これらの要因とフィルムそのものの要因が切り分けできていません。

同じ機材、環境でフィルムだけ変えるとか明確な実験をしたり、または何度も何度も使い込んで、どこの何がどう影響しているのかある程度想像できるようになる、そういうレベルでないとなかなか難しいです。

今回は持っているフィルムカメラの中でも比較的正確に露出制御できるであろうSA-7を使い、勉強の一貫としました。

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駐車場に行くとマイカーが桜を着飾っていました。

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ローキー、ハイコントラストがいい感じに出ます。

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明るめだとちょっと印象は薄い感じになるかな?

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このビートルは黒でした。確か。

 

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デジカメの経験でいくと、モノクロフィルムは、RGB(明確に3つに分ける訳でなく、波長毎という意味)の感度差がフィルム毎にあるのかな?

とりあえずこのフィルムでマイカーの赤(R255,G0,B0じゃないかと思えるくらい単純な赤)を暗くするとすごい美しくなるようです。

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うーん微妙にピントが合ってない

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これもピントが。。

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再び桜

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ちなみに写真ごとにやや色味が違うように見えると思いますが、Lightroomで調整していたらセピアに寄ったり、青みがかったり赤みがかったりしたためです。いただいたデータは完全にモノクロではなかったのでしょう。単純に色味を付けたり変えたりはしておらず、コントラスト調整によるものです。

極端なものは彩度を落としましたが、100%落とすのも寂しいのでやや残しました。ちょっとでも色が残ってると「あくまでデジタルではフルカラーとして、モノクロフィルムを取り込んでいる」という感じがしていいですね。

 

モノクロフィルム、自家現像してみたい欲が高まっています。

カラーネガは写真屋さんに頼んで、いつも顔を合わせている写真屋さんの手が加わることが寧ろ喜びになるのですが。

モノクロは外注されてますし、値段もカラーより高いですし、こう、それなら良くなっても悪くなっても自分の手で現像までしたほうが作品となりうるのではないか、という気持ちです。

 

GW中にやってみようかなあ…

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