今年は正月以来全然キャンプに行けてません…辛いですね。
仕事都合もあるけどまあ大半はコロナと大雨が原因。
もともとサイトを雨に弱いつくりにしてるので好んで雨の日に行かないんですよね。
しかも今は九州ではちょっと降ると豪雨の危険があり…正直怖いのです。
なのでベランダであれこれしたりなんとか楽しんでますが、これを書くのもその1つとして。
キャンプ初心者とベテランについて
これは至極個人的な考えなのですが、よくキャンプ記事なんかでみる「ベテランキャンパー」というのに違和感がある…というかどうでもいいというか…そんなモヤっとする事があります。あと「カリスマキャンパー」とか「有名キャンパー」とか。
これらの言葉は=「テクニックがある人」のように使われてますが、別にキャンプなんて1度キャンプやって自分の持ってるギアが使えるようになっててあと最低限マナーを知っていればみんな一緒じゃね?と思います。逆に1度もしたことのない人は初心者だと思います。
というのも、キャンプは誰でも気軽にできて、別に競うものでもなく上達すべきものでもないと思うんですよね。いうなら「読書」とか「YouTubeを見る」とか「コンビニで買物をする」とかと同じで、まあそりゃ何かしらのテクニックがあるにはあるかもしれないけれど、体験した人は基本平等じゃないですか。「俺、読書めっちゃ得意」なんて言わない。これはつまり敷居の低さだと思うのです。誰でも楽しめる。逆に楽器演奏とか、絵を描くこととか、そういうのは上達の先があり、それが醍醐味だったりします。キャンプであればまあ「俺、模様替えめっちゃ得意」とかその程度かなと。インテリアコーディネーター的な技術力はあるかと思います。
まあそんなこんなです。私はまだ1年ですが、タープを持っていないしワンポールテントしか持ってないので、このままの装備で20年やり続けてもタープを立てられないベテランになりましょう。それは初心者なのだろうか。まあいいや。
ギア選びについて
これも別にどれでもいいですね。よっぽどの怪しいものを通販で買うとかしなければ、店頭に置いてあるレベルのものはどれも問題ないと思います。ではどう選ぶかというと「使う状況を想像して自分が一番笑顔になるもの」だと思います。
便利・不便、かっこいい・かっこわるい、なんかは副次的な要素です。それらは結局使う自分が楽しくなるための要素に過ぎません。
そもそもキャンプは不便です。便利を突き詰めたら自宅にいるのが最高です。かっこわるくても、愛着が湧けばいい味出ます。「くそーこいつこういうところ厄介なんだよなーくそーいいわー」という感じで楽しむのです。
もちろん高いギアも、高いものを使う喜びがあります。安いものだって、コスパを楽しむ事ができます。
となると、ギア選びで一番大切なのは想像力なのかもしれませんね。
実際に使っているギア例
抽象的な話だけだとつまらないので、私の例で挙げてみます。
ちょっと雑に、名称も適当、写真もあれば、程度で書きなぐります。
ローカスギアクフタイベック
なにはともあれテント。クフタイベックは正直キャンプには不便です。狭いです。
やはりどちらかというと登山向きではないでしょうか。またUL系になるのでツーリング系キャンプ向け。
敢えて車で行くキャンプで選ぶ必要はないかもしれません。
しかし大好きです。
まずワンポールはシンプルで良い。ソロキャンプを業業しくしたくないというのもあり、大きさ・形・しくみ、それらは極力単純化したいなーと。ちっさいワンポールテント、ふらっとキャンプに来て適当に自由にして適当に遊んで帰る、そんな雰囲気にいいと思います。つまり目的のための手段感。
あとはやっぱりタイベックという素材。写真の通り、夜のこの映りを眺めながらお酒を飲むだけで幸せになれます。
私はそういう姿を想像したら幸せになれたので選びました。=ベストバイです。
サーマレストメッシュコット
本体が見えない
うーんやっぱりチラッとしか見えない
寝床の選定は悩んだのですが、腰痛持ちということもあり最も快適で負担の少なそうなコットを選びました。
更にそこそこ値が張ってもいいかなという考えで、サーマレストを選びました。
組み立ては慣れてもやっぱりちょっと手間だし力がいるので夏は汗だくになったりするのですが、超軽量でコンパクトな姿は大好きです。またローコットの中でもとりわけ低めの仕様で、クフにも入るサイズと見込んでの選択でした(ちゃんと幅計算した)。
要は腰痛とテントの都合で決まったわけですが、独特の丸い脚とかが好きで選んだのもあります。
ついでにシュラフはコールマンのパフォーマーのインディゴレーベル。基本インディゴレーベルにあるものはそれを選んでるので、自ずと決まりました。まあやはり冬キャンには耐えられなかったので冬用は買う必要がありそうですが、コットと合わせていい色味です。
言い忘れてましたが、すべてのギアは基本色を青・白・木目として選んでます。
青は紺もあれば真っ青もあり、水色もあり…なんですが、あんまり深く考えません。
色味を揃えるのはコーディネート手法の1つですが、別にそういうテクニックがあるからそうする、という訳でなく、見てて楽しい・選んでて楽しい・選べないものができてそれはそれで楽しいというだけです。
先程も書いたように、いろんな技術やセオリーは要素であり、必要なのは楽しくなる結果です。
ペンドルトン
さーて先程青・白・木目といったのに、すぐさまブレます。ペンドルトンです。今所有しているものはヘリノックスのチェア、タオル、ブランケット、サコッシュ、傘、ウッドマグなどなどです。
まあ青・白・木目にネイティブ柄、を追加しました。無地統一は難しい。
そしてペンドルトンを好きになりすぎたので仕方が無いです。ここで、色というより、”柄”としてネイティブ柄統一、となりました。そういう意味では木目もこっち側かな?なお、青はデニムも入ってます。これはインディゴレーベルでスタートしたから仕方ない。
今やペンドルトン以外でもちょいちょいネイティブ柄が入ってます。
しかしデニムとネイティブ柄を選ぶとすると、結構自由度が上がります。それでいてそこそこ統一できる。
また可能な限りモノトーン寄りの選択をしてます。たまに赤っぽさとか入っちゃいますが、やりすぎなければアクセントになるでしょう。
笑’s B-6君
これぞ好きなもの極まれリ、という存在。
とにかく使いたいという気持ちだけで楽しんでる一品です。
ちっちゃいんですよ。正直焚き火するには普通の薪は入らないので不便です。切るなり買うなりしないといけません。私は通販でミニサイズの薪を買ってます。割高ですし切る手段を持ってないので現地購入とかできません。
しかしそれがいい。この小ささが可愛くて最高なのです。
形も箱型なのがお気に入りです。いろんなかたちがありますが、この箱型が好き。
もう好きとしか言えてませんが、それがすべてでそれで最高なので仕方ありません。
キャプテンスタッグのウッドテーブル
正式名称忘れちゃった。だいたい上にマット敷くので素の素材がない
最初はインディゴレーベルで、だったのでコールマンの折りたたみテーブルを使っていたのですが、今はほぼこちらのウッドテーブルになってます(コールマンのは家でよく使ってます)。
これのよいところは、折りたたみと比較すれば折るための真ん中の出っ張りがないところ。あの段差、地味に気になるといいますか、なんかテーブルの使い方が半分ずつ、な感じになるんですよね。それが無いので、こちらのほうが小さいけれど広く使える気分になれます。
あとはなんといっても木であるところ。やはり雰囲気が違います。なんかすごくよい気分になれます。
そのすごく良い気分になる瞬間は”ものを置いた瞬間”です。音が優しい。それが最高です。生身で使ってても何かを敷いていても、「コトッ」という感覚、それがとても心地よいのです。それでいてソフトな素材とは違って安心感のある硬さも感じますし。物を置くのが楽しくなるってなにげに重要だと思います。
ここまで書いていて、つまりはウッドテーブルであればほぼ同じ満足度が得られると思ってます。ただ木の幅だったり質感だったり、こだわるとどれでも良いということにはならないんですよね。オイリーなタイプだったり隙間が大きめだったり、ロールタイプだったり。その点このキャプテンスタッグのは決して高価な木の感じではなく、粗い感じはあるのですが、それもいい感じに思えて私は大好きです。
次は上の写真にあるからそれを
DINEXのマグ
こちらは山と食欲と私が大好きなのでコラボマグを買っちゃおうというのが動機なのですが、使い続けていくとすんごい快適に使えてることを感じるマグです。
正直最初はこのプラスチッキーな、実際プラスチック、なマグを使いたいとは思わず、家用と思って買いました。
しかしこのマグ、口当たりがすごく好きなんです。特にコーヒーなんかの熱いものを飲む時、熱い液体の口に当たる感じが超良いのです。あと取っ手もすごく持ちやすい。陶器のマグなんかだと滑りやすく且つ本体の重量もあって持ち続けるのがちょっと楽でないものもあったりしますが、これはそんな感じがありません。またダブルウォールのチタンマグも持っていますが、熱いものを飲むときの口当たりはDINEXに勝てない。
ついでにおまけですが、350ml缶がすっぽり入ります。高さが足りませんが多少なりとも保温・保冷効果がありそうな気がします。あとなんかそのまま飲むより楽しい。
こちらのマグは正直買う前に想像してたものを超えた存在です。困りますね。本当はウッドマグなんかを使いたいのですが。
ベアボーンズのランタンたち
これらはもう色とか柄とか関係なく、とにかく好きだから買わざるを得ない存在です。
まあ巷のLEDランタンを並べてみても、一番うちのサイトに合ってる気もします。
ガスやガソリンと違い、仕様上プラスチックで済んじゃうLEDランタンはガラスのように落としても割れないし金属のように重たくもないし、そして安いし、とっても便利なランタンな訳ですが、それによって失われたものもあると気付かされるのがベアボーンズのランタンです。
結局重量とか価格とかは後回しで、重く高いけど質感のよい金属製のLEDランタンを出したら大人気、というのは皮肉な話だと思います。
なかでもエジソンライト系が大好きです。しかしビーコンライトの便利さはトップクラスなのでビーコンライトも愛用してます。
エジソンペンダントライトはテントに常時吊るして使ってます。寝る時眺めるのが最高。またこちらはケーブルでモバイルバッテリーにつなぐタイプ。持ち歩きには適さないのですが、電源スイッチを寝床の手元に置けるので実に適材適所な使い方だと思ってます。
エジソンランタンとレイルロードランタンはまだキャンプには持ち出していません。早く使いたい…
コールマンのランタン
LEDの良さを知りつつも、やはり手放せないのが燃料系ランタン。
これは最重要です。いうならLEDランタンは大容量バッテリーを持ち込んでIH調理するような感覚。
やっぱり焚き火やバーナーで調理したいじゃないですか。
ランタンも似たような感覚があります。
ルミエールランタンは私が最初に買ったキャンプギア。キャンプに行きたいというよりこのランタンを眺めたい、という動機です。家で楽しもうと思ってたくらい。
こちらのろうそくのような火を眺めながら飲むお酒は最高です。先程のタイベックのテントとこちら、交互に眺めるのです。
そしてノーススターガスランタン、こちらは実用性も兼ねてます。なんせうちのメインランタンですし。圧倒的な明るさです。ソロキャンの時は通常時は最低かその上の明るさくらいしか使いませんが、夜に肉を焼くときなんかは焼き具合を知るためにも明るさが欲しいので重宝します。「シュゴー」というガスの音が結構でかく、8割方その音を楽しんでます。2割くらいうるさいなーと思ったりもしますが。まあうるさいと思った時は消せばいいのです。
うちはバーナー含めてガスで統一してますが、ガスが最高とは思っておらず。そのうちガソリンも導入したいな…と思ってます。特にガソリンバーナーに興味津々。臨時収入とかあったら即買っちゃいそうですが、いかんせん新たな燃料の物は買いはじめの摩擦抵抗がでかいです。バーナーをガソリンにしたらランタンも合わせたくなるし、でもノーススターもっと沢山使いたいし…悩めますね。
おわりに
他にもあれこれ書きたいところですが、眠くなってきたし主要なものは書いたと思うのでここまで。
私が言いたいのは
キャンプは経験値とかそういうのは関係なく、とにかく「楽しんでる自分の姿を想像する」ことができればそれが一番最高の結果を生み出せる
…んじゃないかな…
ということでした!
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