SIGMA sd Quattro H (35mm, f/1.4, 1/250 sec, ISO100)
SIGMA sd Quattro H (35mm, f/1.4, 1/30 sec, ISO100)
ヘリノックスのチェアを購入しました。ヨドバシポイントが3.2万ポイントあったので。
ペンドルトン×ヘリノックス チェアホームハーディングブラック
になります。ヘリノックスは細かくいろいろモデルがあってややこしいのですが、現行品とスペックを照らし合わせると「コンフォートチェア」と全くおなじスペックのようです。収納袋がコンフォートチェアのほうがオシャレで、こちらは脚に付けることができて、という程度の差ですね。重さやサイズ、本体素材は一緒のようです。しかしXLはホームチェアXL、ミニサイズはチェアホームミニという名前のモデルがあり、そして普通のホームチェアもチェアホームもなくてコンフォートチェア、ペンドルトンコラボはチェアホーム…ややこしいです。
手に入れたいきさつ
SIGMA sd Quattro H (35mm, f/1.4, 1/30 sec, ISO100)
既にレイチェアを持っているのにヘリノックスを買った理由は、単にレイチェアを持ち出すと仰々しくなる、というのが全てです。
気軽に動きたいときはコンパクトなのがほしいなあと。それにヨドのポイントがあったのとペンドルトンコラボが在庫が1つ残ってたのと、ペンドルトンが好きなのと、あとヨド以外で買っても、ネットとか調べても価格が変わらないのと、そういう経緯から決めました。
ポイントで0円で買える!と言っても普段ネットよりその分割高で買い物してたりもしますし、更にネットより3000円とか高かったりしたら、0円に見えて全然無駄になる訳ですが、それが今回は大丈夫だなと。
レイチェアとヘリノックスを比較する理由
SIGMA sd Quattro H (35mm, f/1.4, 1/125 sec, ISO100)比較記事というのは似たようなコンセプトの商品や、そっくりで価格が大きく違うものが多く、こういったそもそも棲み分けが違うものを比べる意味はあるのか、ということですが、1点メリットがあると思ったので書いています。
別に「この2つからどちらにするか選ぶ」ではなく「別のコンセプトのものを新たに買い足したいけれど、増やす意味はあるのか」という点ですね。でかくておもいからコンパクトで軽いものを買いたい。けど思ったほど差がなかったらどうしよう。みたいな。
サイズ感を比較
まずは設置時
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/1.4, 1/40 sec, ISO100)佇まい
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/1.4, 1/30 sec, ISO100)
奥行き。
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/1.4, 1/30 sec, ISO100)
横幅。
縦横ともに少しレイチェアが大きめですが、とはいえそこまで大きく差がある訳ではありません。
フットプリントを省スペース化したいのであれば、あまり効果はなさそうです。
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/1.4, 1/60 sec, ISO100)
カメラを水平にして高さ
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/1.4, 1/100 sec, ISO100)
背を比べてみる
高さの差はこれくらいです。チェアツーだとどのくらいレイチェアに近づくのでしょうか。
この差は150~200cmくらいのシェルター内に置けるかどうかの差になってくる気がします。
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/1.4, 1/125 sec, ISO100)
座面高を比較。
ヘリノックスのほうが低いですが、パット見のチェアの形状から考えるイメージを思うと、レイチェアは低いです。ハイスタイル用に見えて、割とロー寄りです。ただしこの通り完全にローでもないので、両方対応しつつ両方対応しにくい、人によって感想が分かれそうな高さです。
収納サイズを比較
上記の通り、設置時に劇的に小さくなる訳ではなく、どちらかというと収納サイズに差があります。
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/1.8, 1/50 sec, ISO100)この差。でかいです。ヘリノックスはティッシュケースみたいなサイズ感、レイチェアはバットが5本くらい入ったケース、くらいでしょうか。
キャンプの準備時、収納で気になるのは「最後に荷物大が何個になるか」だったりします。細かいのはリュックやストレージに入れるので、入る限り”1個”。そしてまとめたあとの数によって、背負う1、肩に掛ける2、手で持つ2、くらいなら一度に持てる。と判断するんですが、レイチェアの場合これだけでまるごと”肩に掛ける”を1ポイント使います。ヘリノックスであればリュックかストレージに入って、荷物としてはほぼ0ポイントになるでしょう。
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/2.2, 1/25 sec, ISO100)
中身。
サイズの差は歴然です。ただしレイチェアも悪いことばかりではありません。重さはヘリノックスの3倍強とはいえ、ずっしりくるほどではなく、重量での悩みはそこまで大きく感じません。
あと写真のように畳んだ状態で自立します。袋に入れても同様です。
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/1.4, 1/40 sec, ISO100)なので車に積み込む時やサイトに持っていった時のフットプリントは割とコンパクトで済み、地べたに広い面積が付いて汚れたりもせず、またしゃがまずに置いたり持ったりできます。ヘリノックスに比べればプラス要素というか、マイナスを少し補う程度ですが、一応。
また組みたて式でなく折りたたみ式なので一瞬で設置や収納が終わるのもポイントです。5秒で終わります。トイレ時等に警戒してテント内に一時的に持ち込む際はさっと折りたためそうです。
防犯という点でいえばサイズ感や重量がそのまま盗難されやすさに繋がるでしょう。ヘリノックスは小さく、軽く、高価で、そして人気が高い。寝る時に片付けるのは当然のこと、トイレ等も出したままだと落ち着かなさそうです。そして組み立て式だからいちいち収納するとそれはそれでめんどくさい…でかめの車の方はそのまま車内に入れるとよいかもですね。
レイチェアは寝るとき外に置いておいても全然盗られる気配がないですね…笑 油断はできませんが。。
座りやすさとまとめ
SIGMA sd Quattro H (35mm, f/1.4, 1/125 sec, ISO100)チェアとしての肝心の機能、座りやすさについてですが、これは私個人的にはレイチェアの圧勝です。
というかレイチェアは他の自分が家で座れるもの、部屋のデスク用チェアやソファ、よりも一番快適で合ってます。腰痛時も一番負担が少なく助かりました。座面や背もたれの布が少し伸びてきた感があり、背中のフレームに背骨が当たる感覚がありますが、個人的にはこれが逆に好き笑 特殊例かもしれませんので不快に感じる方もいらっしゃるかもですね。
また3段階のリクライニングもすごく良いです。3段階全部状況によって使い分けてます。肘掛けもちょど良い高さにあり、ヘリノックスに座ると肘掛けの有無の差を実感します。そしてこの肘掛けにクリップ式扇風機やスマホ固定アームを付けて使ってます。
…つまり今現在家で最高に寛げる最強の環境となっております(今まさにレイチェアでこれを書いている)。そんなでフル活用してるのでもう一脚買っても赦されるかな…という思いもあったり。
もう一つ、これはヘリノックスが軽量だから仕方ないというか弊害なんですが、ヘリノックスは座っている時に重心を動かすと脚が浮きます。大きな問題は今の所ないのですが、寛ぎ方の感覚は変わりますね。
座面の形状も、おしりの横側が少し窮屈です。まあ人によるかと思います。足を伸ばすと全体的に不安定になり、ちゃんと曲げて地に付けるとばっちりハマります。
逆にヘリノックスに座ってて意外と良い点は、立ち上がりやすいところです。レイチェアより低いのに、スクッと立てます。傾斜等でしょうかね。家での感覚だと、ちょっと歯磨きしながら1分程座ったり、一時的に使うのにすごく便利。レイチェアだと超短時間だと立つパワーが要るので立ってたほうがマシだな、と思えたり。アイドリングストップするかしないか、みたいな。
そんなこんなで、次のソロキャンプはヘリノックスを持っていきたいと思っています。
テントが小さいので全体的に小さくなるのは嬉しい限り。
あ、テントとリュックも一緒に撮ってみたのでそれを
SIGMA sd Quattro H (20mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO100)ヘリノックスの上にあるのがテント、右がリュックです。
このテントの小ささたるや…
シュラフがでかいしこれは換える予定もないので、リュック1つ自転車キャンプ!とかは考えてませんが、駐車場が離れてるキャンプ場とかをコンパクトに移動できるのは良さそうだなーと妄想しています。
以上、コールマンレイチェアとヘリノックスチェアホームの比較でした!
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