※今回の作例はほとんどMINOLTA MD TELE ROKKOR 135mm F3.5としての意味をなしていません!90%はLightroomの「かすみの除去」作例です!

 

実は去年にゲットしていた初MINOLTAレンズ。

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MINOLTA MD TELE ROKKOR 135mm F3.5

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勝手なイメージですがザ・レンズ!て感じがします。

ミノルタは全体的に勝手にそう思ってます。ザ・カメラ!とかザ・カメラの写り!とか。

全然所有してないのに何が言えるんだよってとこなので聞き流して貰えれば幸いですが。

 

135mmは今でこそ不人気ですが、何かをきっかけに高騰するかもしれません。

性能とかではなく単に「使っているイメージがわかない」「なにかカリスマが使いました的な逸話・写真がない」が原因だからと思ってます。中古製品の相場は新品のスペックやコストやブランドの価格付けではなく、ただただ需要と供給によるものですからね。

安い135mmを集めるのもなかなかリーズナブルでよいのではないかと思います。

 

さて、そんな135mmのMINOLTA MD TELE ROKKOR 135mm F3.5ですが、

 

いままで作例も何も出してこなかったのには理由がありまして。。

 

 

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…めっさ白い!!!まっしろ!!!

 

これがかなり写りに影響してまして、作例どころか普段遣いもままならい写りだったのです…

1度分解して原因のレンズを掃除してみたのですが、うちの適当なツールではまったくきれいになりませんでした。

キヤノンのはうまく行ったのになあ。。

 

さてその写りは…

 

 

 

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……こんなんです。うっすら写ります。ピント合わせも大変です。

撮った写真は動きもなくまだ凝視できますが、撮影時は濃い霧の中にいるような状態です。F3.5だからどうにかなってる感。

 

そんなんでこれは全然使えないなあ…1000円くらいだったしなあ…と防湿庫に眠らせていたのですが、そういえばこのレンズの購入と同時期、必要にかられてLightroomCCを導入したのでした。

Lightroomには「かすみの除去」というなかなか素敵なパラメータがありまして。そこで昨日ふと思いついたのが

「このレンズの写りにかすみの除去をしたらどうなるんかな」

ということです。

長々書くのもあれなので比較写真を並べていきます

 

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おおっ!これは面白いのではないでしょうか!?

 

かすみの除去中心に他パラメータも調整してます。

足りない情報量を補おうと必死に数少ない成分を生かして絵作りをしています感が、そのまま味になってるように思えます。

しかしこの写り、言うなればフィルム写真とも同じ雰囲気を感じます。別物ではありますが、独特のノイズからの粒状感といい、色の付き方といい…

ちなみに露光や色味等はいじってますが、粒状感の追加等はしていません。自然と気持ちいい粒状になってるような状態です。面白い。

 

もしかしたらデジカメのCMOSセンサーは相当感度がよく、フィルムは受光能力は通常でもこのレンズを通した程度だったりするのかもしれません。

完全に想像ですが、その貴重な少ない光情報を化学反応の力で処理してるのではないでしょうか。ちょうどこのLightroomでやった調整のように。

 

これは結構面白い使い方を発見したなーと思います。ただ撮るのは大変。ピント面(というか基本的に全部)全然見えないし、完成の想像がしづらい。

でもまた撮ろうと思います。

 

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以上です!

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