Agfaのポジフィルム、Agfa CT precisa 100を使ってみました。
※今回写真のキャプションは気にしないでね!
カメラはいつものSIGMA SA-7と35mm F1.4 DG HSM Art。
撮影はいつもお世話になってる写真屋さんアルバスに向かう際、ちょっと離れたところで開催されていた”蚤の市”に寄ってみようと歩いた道中に撮りました。1km弱かな?あ、蚤の市での写真もあります(↑では中2枚とか)。
天気が良くて汗かきそうな正午前後、です。
なかなかノスタルジックな色味になっております。
しかしまだフィルムは枚数撮ってないので、この色味が本来の色なのかスキャンに拠るものなのか理解しきれておりません。もっといっぱい、いろいろなフィルムを使ってみないと正確に判断はできませんね。
ただ最近思うのが、デジタルデータにするのがなかなか高い、ということ。現像代が2倍になる感じで、加えて本当にプロ用機器でのスキャンなのかな…とすこーしだけ疑心暗鬼になってまして。
というのもたまにゴミが着いていたり、120フィルムの解像度がかなり低かったり。。
こういうものなのか、いや微妙なのか、判断するためにもいっそフィルムスキャナ買おうかなあ…とか考えてます。フラットベットスキャナ。
話を戻してAgfa。このフィルムは日本製で厳密に当時のAgfaを楽しめるものではない、とは理解しておりますが、でもAgfaというブランドが個人的に好きなので好んで使いたいと思ってます。
ドイツのブランドだけれど、どこかしらユルく柔らかくて、でもやっぱ機能美で、その塩梅がとても良いです。
もう10年くらい前にトイデジの一種であるAgfa Sensor 505dを購入して旅のお供にしてました。オレンジのボタンはステキな一品です。
今は専らAgfa Sensor 1535が気になっております。
ちょっとユルいドイツブランド、といえばRolleiも同じく好きです。
二眼レフのRolleiはブランド力含めガチ感あるのですが、例えばRollei35なんかはモノはすごく良いけど、肝心の使い方がユルい。目測だし、相当なコンパクトで気軽に持ち歩こう的だし。
更にその後シンガポール製になったり、日本メーカーのOEM供給を受けたり…普通にみれば「凋落」ともとれるのですが、その辺のネームバリューを失いそうなコストダウン製品も、よりユルさがにじみ出て良いと思います。ということでXF35を落札してしまった…
そんなこんなでAgfaとRollei、どっちも好きです。私にはライカ使うほどカメラが「メイン」の存在ではないので。
3大フィルムメーカーの過去の栄光を持つAgfaのフィルムを、ここ最近その解像力と質で評判を得ているシグマのArtレンズを通して、レンズが「安かろう悪かろう」と評されてた時代のシグマが出していた凡庸なプラスチックの一眼レフで撮る、このなんでもあり感はとても楽しく自由な気持ちにさせられます。ミラーレス+オールドレンズを超える面白さもあります。
ところで、全体的に淡いなーと思ってた写真達なのですが、これ↓
マイカーの赤をしっかり再現してくれました。お気に入りの1枚。
レンズの素性がいいのもあると思いますが、立体感や透明感もとても心地よいです。フィルムやるな!と思いました。
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